「ドイツにサッカー留学したいけど心配」、「ドイツにサッカー留学は環境がひどいの？」と不安に思っている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
現在、コロナ渦が終わり、オンライン留学をしていたり、留学ができる時期を見計らっていたりした方が、現地へ留学に行くことが増えています。また、サッカー留学では、日本国内のサッカーのレベルを考えて、海外への留学を考える人が増えており、留学先の１つとして、サッカーのレベルが高いドイツが考えられているのです。
そこで、本記事では、「ドイツでのサッカー留学はひどい？」と題して、ドイツでのサッカー留学の実態を解説していきます。ドイツでのサッカー留学について詳しく知りたい方、環境について知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
ドイツで練習チームを探すのは難しい
まず、ドイツでのサッカー留学でひどいと感じるのは練習チームに所属しづらいということです。有名なサッカー選手の移籍チームとして、ヨーロッパのチームが挙げられることが多くあります。アマチュアの場合でもヨーロッパならチームに所属するのは簡単だと思っている人も多くいるのではないでしょうか。
実際には、そんなこともなく、ドイツで練習チームを探すのはとても難しいのです。どうして難しいのか、詳しく解説していきます。
オファーをもらって渡航するのが基本
まず、ドイツでのサッカー留学は自分でチームを探さなければひどいと感じることが多いようです。有名なサッカー選手は、基本的にドイツのチームからオファーをもらって所属しています。つまり、オファーをもらってドイツに渡航するのが一般的なのです。
しかも、オファーではない場合、渡航前に言語を習得する時間がないため、現地でのドイツ語に苦労してしまいます。現地に行ってもドイツ語の習得に時間を取られ過ぎて、サッカーに集中出来ないなんてこともあるかもしれません。
シーズン後に渡航するともっと大変
ドイツのサッカー留学は、シーズン後に渡航となるとよりひどい環境になってしまいます。オファーがあってシーズン後に渡航した場合、シーズン前と比べて試合に力を入れているため、練習できる回数が減ってしまうのです。
逆にオファーなく渡航してもチームの編成が決まってしまっているため、試合に参加できないどころか最悪チームの所属ができません。実際に、シーズン前にドイツに留学した人は、チームの所属がシーズン前の場合は１か月弱で決まっていましたが、シーズン後だと１か月以上たっても見つからないこともありました。
アマチュアのチーム所属の場合
ここまで、チームの所属の難しさについて説明してきましたが、実際の事例を紹介します。
女子のアマチュアチームに所属したい方が、オファーなしで渡航した場合です。女子のアマチュアチームの場合、渡航後に狩り所属として３週間チームへ参加しました。練習に参加する時は、ドイツで監督の言っていることを理解しなくてはいけなく、「要望に答えるのが難しかった」と言います。３週間頑張って練習した後、最終的に、トップのチームに行くか１つ下のカテゴリーに行くか決まっており、大変な３週間だったそうです。
ドイツでは時間の使い方が難しい
続いて、ドイツのサッカー留学でひどいと感じるのは時間の使い方です。
日本では、部活動やクラブチームの活動でとても長い時間練習をしたり、決まった時間をフルに使って練習をしていたと思います。
ドイツの場合は、「ドイツの練習時間は短い」など少しだけ耳にしたこともあるかもしれませんが、実際にはどのような練習時間となっているのでしょうか。
練習時間が日によって違いすぎる
ドイツのサッカー留学でひどいと感じるのは、練習時間が日にちによって違い過ぎる事です。ドイツでの練習時間は１日に練習が45分から120分と監督のその日の指導によって差が開きやすいのです。
実際に、ドイツのU17リーグの場合は、１回の練習時間が45分から120分の時があり、１か月の中でばらつきがあります。練習が早く終わった後、余った時間で何をするかきちんと考えることが重要となってくるのです。自分で時間を管理するのが難しい人は、特にひどいと感じると思います。
練習頻度はチームのレベルで決まる
練習時間にバラツキがあるのが観られましたが、練習頻度もドイツのサッカー留学でひどいと感じると思います。成人の場合は、成人の場合は、５部リーグ以下と４リーグ以上で練習頻度が大きく異なるのです。リーグが低くなるほど、仕事や学校に力を入れて、サッカー自体できる時間が少ない人が多く、週に１回だけ練習というチームもあります。
せっかくサッカー留学に行ったのに、レベルの低いチームだとあまり練習ができないのです。なるべくレベルの高いチームに行かないとひどい環境に置かれてしまいます。
監督が自主練習を禁止している場合もある
日本では、朝自主練習をしてから部活や練習に行っていたという人は多いと思います。しかし、ドイツでは、監督が自主練習を禁止している場合があり、ドイツのサッカー留学でひどいと感じる１つです。しかも、日本と比べて練習時間が少ないため、努力して上手くなるタイプの人には合わないかもしれません。
実際に、チームの練習後に自主練習をしていたら、監督から「なんで練習しているんだ」と注意を受けることもあるそうです。短い時間の中で、自分のスキルアップができるかを考えるのが大切になってくるのです。
「認知能力」にフォーカスしたトレーニングが多い
ドイツでのサッカー留学でひどいと思う点として、「認知能力」に関する理論が普及しすぎているというのが問題視されています。日本ではあまり聞いたことのない言葉かもしれません。
実際に「認知能力」について基礎について触れながら、ドイツのサッカー留学に及ぼしている影響まで解説していきます。
そもそも「認知能力」とは？
「認知能力って何？」と思っている方が多いと思います。認知能力とは、頭をフル回転させて、プレイ中に判断の精度を上げる力のことです。相手の位置の把握やボールが次にどこの向かうのか判断していくようなものです。
身体的な能力だけでなく、思考や認知のスピードを早くしたり、精度を良くしたりして現代のサッカーで結果を残していこうという背景があります。実際に、この考えは注目され、ドイツでは、2018年から2020年にかけて注目が高く、現在もこの能力を伸ばすことに着目している人は多いです。
現地の人から問題視されている
ドイツでのサッカー留学がひどいのは、「認知能力」について、現地のドイツでもその力に対する意識が強くなりすぎていることが挙げられます。
勉強熱心であったり、流行に乗りすぎてしまったりする指導者が、認知能力の練習を重視しすぎてしまっていて、楽しいサッカーが出来ていないのではないかという意見が現地で見られます。ベテランの指導者が、若手指導者から「認知能力」について相談されることも多く、指導者の中でも認知能力に対する迷いや疑問は大きいのです。
ドイツでのサッカー留学がひどいといわれる理由が分かるかと思います。
対面パスをするだけでも認知能力が求められる
実際に、「認知能力」にこだわった練習とはどのようなものでしょうか。
対面パスというシンプルな練習の場合も認知能力を求められて、複雑化してしまっているのです。練習では、「1. 足元は絶対に止めない。２.左右にコントロールをきかせる」など、複雑な指示が多くなっています。
ベテランの指導者の場合は、メンバーは「マーカーに当てない」と言えば、そこから当てないようにどうするか考えるので複雑な指導はいらないとしており、認知能力にこだわりすぎる練習は良くないと言っています。若手とベテランでは認知能力指導が大きく異なっているのです。
もしも、流行に乗りすぎている監督に当たると、留学がひどいものになりかねません。
スペインでのサッカー留学がおすすめ
ここまでドイツのサッカー留学について、ひどい点や課題や問題点を指摘してきてきました。ドイツでのサッカー留学はやめた方がいいかもと考える方もいる事でしょう。
そこで私は、サッカー留学をするのにスペインに行くことをお勧めしたいです。
スペインでのサッカー練習時間は決まっている
おすすめポイントとして、スペインの練習時間は基本的に決まっているところが挙げられます。スぺインでのサッカーの練習時間は90分と決まっていることが多いのです。
年齢ごとにシッカリ決まっているため、学年ごとの配慮が大きく無理のない時間で練習ができます。時間の使い方が苦手な人はドイツよりもスペインのほうがよいでしょう。
自分で考えて行動する力が必要
スペインでの実際の練習はどのようなものでしょうか。練習では、監督が個別に教えることはまずなく、自分で改善する力が求められます。そのために自主練習をすることも考えられるため、日本で自分がやっていた自主練習を継続できるのです。
指導が少ない分、自分で考えるのは大変であるが、自分で改善する力が身につくのは、日本に帰った後でもさまざまな場所で役に立つでしょう。
戦術メモリーを溜める練習方法
続いて、スペインのサッカー特有の戦術メモリーが学べるというのもお勧めしたい点です。戦術メモリーとは、スペインの選手が持つ戦術的な練習で身につけられた、分析メモリーのことです。
毎週末に練習があるため、練習で培った戦術と分析があっているかを確認する時間となっています。どんな時でも相手がいることを想定した練習のため、成長スピードが早く、試合慣れができるのです。
参考：判断力を鍛えるには【戦術メモリーを増やす】少年サッカー指導ポイント
スペインにサッカー留学するならおすすめはリベルタ
スペインのサッカー留学のおすすめポイントを分かっていただけたでしょうか。
「スペインでサッカー留学してみたい！」と思った方も多くいるかと思います。一方で、スペインの場合エージェントや留学サイトによっては制度が整っていない可能性があります。
そこで、留学アシスタントを使うことをお勧めします。
悪質な留学エージェントに騙されないで！
留学アシスタントとは、留学までの準備や現地でのサポートをしてくれる心強い味方です。しかし、持っている情報が少ないエージェントだと、自分に合った留学地を選定できないこともあります。また、現地でのサポートが充実していなくて、生活に困ったり、最適なプランを提案してくれなくて、余計なお金を払わせられる可能性があったりします。
少し、留学アシスタントについて不安に思ってしまったかもしれません。そこで、安全で真摯にクライアントに向き合ってくれる業者を紹介します。
おすすめの留学アシスタントはリベルタ
今回、ぜひ紹介したいのはリベルタです。リベルタは、日本と海外をつなぐアシスタントを事業としています。変化を恐れず、全てのクライアントに成功をもたらすことを掲げています。
リベルタでは、スペインでのサッカー留学に力を入れており、スペインの世界トップリーグのリーガ・エスパニョーラとの交流を通して、技術を格段にアップさせることが可能です。留学期間のマネジメントのほか、宿泊の手配や初回の練習に付き添うなどさまざまなサポートをしてくれるので、より良い留学生活を送れます。
サッカー留学にドイツはひどいので自分合った国を探そう
ここまで、「ドイツでのサッカー留学はひどい？」について解説してきました。練習チームに所属するために沢山の時間を要したり、所属が厳しかったりとひどい状況が分っていただけたと思います。練習時間や頻度も良いとは言えず、たくさん練習したい人には不向きと言えるでしょう。そして、練習方法もひどいのでおすすめはできません。
そこで今回、ドイツでの留学よりもスペインにサッカー留学する方が良いと紹介させていただきました。
スペインに留学する時に、悪質なアシスタントに騙されないように気を付けて、楽しく努力できる環境についてアシスタントと話していきましょう。自分に合ったスペインでのサッカー留学を目指して留学準備やサッカーを頑張っていきましょう。
